自分用の作業記録。
仮想マシン構成
- メモリ: 4096 MB
- ストレージ: 16 GB VDI (Dynamically allocated)
- ネットワーク1: NAT
- ネットワーク2: Host-only Adapter (DHCP disabled)
Oracle XEのインストールに際してインターネットからの依存パッケージのDLが発生する為NATでインターネット・アクセスを可能にする。
ホストマシンからDBへ接続が行えるようHost-only Adapterを追加している。なおホストマシンからは固定IPでアクセスしたいのでDHCPは使わない。
ゲストOSインストール
https://www.centos.org/centos-linux/ からDLしたインストール・メディア(DVDタイプ)をIDEデバイスに追加して仮想マシンを起動。GUIのインストーラが立ち上がる。
[INSTALLATION SOURCE] 、 [INSTALLATION DESTINATION] はデフォルトのまま。 [SOFTWARE SELECTION] には Minimal Install
を指定した。
[NETWORK & HOSTNAME] を開いてアダプタが2つ認識されていることを確認。 enp0s3
と enp0s8
という名前が付いていた。
enp0s3の接続をONにするとHost-only Adapterのネットワーク・アドレスには乗らないIPアドレスが振られていたのでNATの方のアダプタだと判明。
もう一方のenp0s8は接続がONにできない。 [IPv4 Settings] を開き、 [Method] に Manual
を指定、 [Additional static addresses] にHost-only Adapterに適合するゲートウェイ、サブネットマスク、IPアドレスを追加する。これで接続をONにできる。
あとは流れに沿ってインストールを進める。
ホストマシンからの接続確認
インストール後の再起動が済んだらホストマシンからsshでリモート・ログインを試みる。インストーラでネットワーク設定を終わらせておいたので繋がると思ったが失敗。
VirtualBoxのウィンドウからログイン、 ip addr
してみる。
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 inet 127.0.0.1/8 scope host lo valid_lft forever preferred_lft forever inet6 ::1/128 scope host valid_lft forever preferred_lft forever 2: enp0s3: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000 link/ether 08:00:27:4e:db:2d brd ff:ff:ff:ff:ff:ff inet 10.0.2.15/24 brd 10.0.2.255 scope global noprefixroute dynamic enp0s3 valid_lft 86388sec preferred_lft 86388sec inet6 fe80::a00:27ff:fe4e:db2d/64 scope link valid_lft forever preferred_lft forever 3: enp0s8: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000 link/ether 08:00:27:11:f1:63 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
enp0s8にIPアドレスが振られていない。 nmtui
でenp0s8の設定を確認すると何故か [Automatically connect] にチェックが付いていなかった。チェックを付けて systemctl restart NetworkManager
する。
ip addr
でenp0s8に固定IPが表示されること、ホストマシンからssh接続できることを確認する。
Oracle XEインストール
マニュアルに従って実施。
自動起動の設定
OSが立ち上がったらOracle XEも起動するようにする。
chkconfig --add oracle-xe-18c
ファイアウォールの設定
デフォルトでOracleのリスナが使う1521番ポートへ外部(ホストマシン)から接続ができるようにする。
firewall-cmd --permanent --add-port=1521/tcp firewall-cmd --reload